【応用講座】 自社の良さを買い手に分かってもらう方法ー高い評価を受けるコツ
日程
2021年10月27日(水) 17:00~18:00
対象者
「買い手に自社を評価してもらいたい」「大切に育てきた会社の価値を理解してほしい」 など、自社に自信があり、より良い形で会社を売りたいと考えている中小企業オーナー様
概要
買い手は投資戦略として経営戦略に沿って買収先となる売り手企業を探しています。そのため、その経営戦略に沿っていれば売り手企業の評価は高まります。本セミナーでは、そういった買い手の実状を踏まえて、買い手に評価してもらう具体的方法を解説します。
セミナーの流れ
買い手側のM&Aの考え方
もしご自身が会社を買うとしたら、どうするか想像してみてください。まず会社を買うための資金は?多くの場合、金融機関から借入するのではないでしょうか。すると次に、そのお金を返せるのかが大切になります。つまり、「会社を買うのに必要なお金を、買った会社から得られるのか」が大きなポイントです。そのため、買い手は「投資回収ができるか」を金額に織り込んで考えることになります。買う会社の値段を決めるのに、買い手がどのような視点で考えるのか、実際に買い手で企業価値算定を行ってきた経験を踏まえて解説します。
会社の値段が決まるまでのプロセス
M&Aのプロセスでは、買い手との価格交渉が肝になります。お互いがどのように金額を提示するのか、一般的な流れを解説した上で、どうすれば買い手から、より高い金額提示を引き出せるのか、具体策をお伝えします。
自社を評価してもらうには
元も子もない話ですが、実際問題として、今からの経営努力で買い手からの評価を上げるよりは、「より評価してもらえる買い手」を見つける方が、早く、成功確度も高いのです。「では、どうしたら評価してもらえる買い手が見つけられるのか?」オーナー様が今すぐ取り組める具体的な方法をお伝えします。
登壇者プロフィール
M&A One株式会社
代表取締役 吉川 将平
京都大学卒業後、国内最大の大型M&A執行部隊である野村證券株式会社投資銀行部門に新卒入社。
ベンチャーキャピタルやスタートアップでの経営企画業務を経て、
東証一部上場企業、株式会社トレジャー・ファクトリー経営企画室にてM&A実務を担当。
M&A案件の発掘から企業価値算定、投資回収プランの策定、企業価値算定及び投資回収計画スキームの改善、案件の執行・管理、統合後の経営管理まで一貫して実行。
2020年10月には同社過去最大規模となる売上20億円規模のM&A案件の全体統括及び条件交渉等、案件執行全体を担当。他、同社初の出資案件の発掘、交渉及び執行、同社初の異業種M&A案件などを担当。
2021年、中小M&A支援の品質に問題意識を持ち、M&A One株式会社を創業。
330社以上のM&A会社を調査、セカンドオピニオンやアドバイザーの代理選定などを行う。